「俺が憲法だ!」クビ切り社長が食らった法律の手痛いしっぺ返し | 組織を … – ダイヤモンド・オンライン

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あなたの勤め先は働きやすい環境だろうか。世間には、社長が気に入らない社員を冷遇したり、理由をつけてクビにしてしまったりする働きにくい職場がある(写真はイメージです)

中小企業の社長を見ていると、労務管理に関して法令などを自分勝手に解釈して運用するところがある。俗に言う「社内では俺が憲法だ」タイプの人である。もし、社員が「憲法」に背く行為をすれば、たちまち会社に居づらくなってしまう。今回は、勤務時間中、社員が無断で行ったことに対し、社長が下した行為の是非について考えてみたい。(社会保険労務士 木村政美)

<甲社概要>
 地元では中規模の食品卸売業。会社設立から今年で20年目。現在の従業員は50名。総務課はあるが、社内人事に関しては社長が自ら行っている。
<登場人物>
A:甲社の社長。50代後半
B:新入社員(女性)
C:Bの同僚(男性)
D:A社長の大学時代の友人で社労士

「おれが憲法」社長の会社は

人材流出が止まらない

 甲社では毎年新卒者を数名採用しているが、そのほとんどが地元にある乙専門学校の学生である。A社長と専門学校の校長が懇意にしている関係で、毎年優秀な学生が入社してくる。

 A社長は仕事に関してはなかなかのヤリ手。これまで事業の売り上げは順調に推移してきたが、人材が育たないのが社長の悩みであった。なぜなら1年間で10名以上の社員が退職してしまうからだ。そのため社員の平均勤続年数は短く若手が多い。社長は基本的には面倒見の良い性格で、若手社員を自分の子どものようにかわいがっていたが、その反面、自分が気に入らなくなった社員に対しては冷遇したり、場合によっては理由をつけてクビにしてしまったりすることが少なからずあった。

 また労務管理に関しても、法令などを自分勝手に解釈して運用するところがあり、俗に言う「社内では俺が憲法だ」タイプである。もし、社員が憲法に背いた行為をすれば、たちまち会社に居づらくなってしまうのだ。





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