不動産投資家が参加する「大家の会」に入会するのメリットは? – ZUU online

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不動産投資を始める時には書籍などを参考に独学で学んだり、セミナーへ参加したりできる場が多い。一方で既に不動産投資を始めた人達の中にはさらにステップを積み重ねていけるように「大家の会」に参加している人が増えているという。

情報のギブアンドテークが目的

不動産投資,大家業
(写真=Rawpixel.com / Shutterstock.com)

「大家の会」といってもその数や構成はさまざま。手元にある賃貸業や大家業関連の情報誌などで会員を募っている大家の会だけでもその数は50~60以上はあるようだ。ネット上で様々な大家の会を調べていくとその数は100以上ありそうだ。

全国から大家が集う会もあれば、特定の地域で活動している会、女性大家の会やサラリーマンの大家の会も存在する。しかしどの大家の会の特徴を見ても共通する目的はギブアンドテーク。空室対策、家賃滞納、原状回復でのトラブルや税金対策などの問題を大家たちでシェアし、常に最善策を会員たちの手で探し求めるというスタンスだ。これから投資を始めたい人が集うセミナーとは違った種類の熱気がある。

大家の会に属する人としない人、その違い

入会条件を限定しているほんの一部の会を除けば、いずれもベテランから新米まで様々な大家が集っている。先祖代々の地主大家、サラリーマン大家、DIY好きの主婦大家、自営業者の兼業大家など立場も違えば、その所有する不動産の種類や規模も様々だ。当然に取り組むテーマも様々な分野になる。

何軒も所有しているメガ大家への節税対策問題であったり、少額投資で空き家を再生している投資家へのリフォーム事例であったりだ。こうなると自分の手がけているスタイルの課題でなければ参加をしてもあまり意味がないと考えるのが普通だろう。

しかし大家の会に積極的に参加する人はとにかく賃貸事業の在り方を広くとらえていたいと考えている人が多い。

自分の周りにいる不動産会社や管理会社、士業などの専門家たちだけの情報ではなく、同じ大家としての立場から発信される情報から得られるものはとても重要だという考えを持っている。人に住んでもらうことで収入を得る限り、同じ事業者として共に成長したいという発想が強い。

肩書きに「元」がつく人が登壇すると

そんな大家の会では定期的にセミナーや懇親会が実施されている。例えば専門家を招いての賃貸市場動向のセミナーや有名物件検索サイトの担当者を招いた入居者付けのための講習などだ。その運営は大家の会の会長や会員からの提案であったり、業界からのオファーであったり、会の規模や特徴によって異なる。ただ多くの大家の会では、不動産販売会社や金融機関が率先してセミナーを行うことはあまりないようだ。

コインランドリー投資や太陽光パネル投資などやや営業的なセミナーが行われる会もあるが、基本的には賃貸業の安定化を追求するための勉強会が主である。どのように不動産会社にがんばって入居者付けしてもらうか、怠慢な管理会社をどうするか、金融機関の融資を通すためにはどういった戦略を立てればいいのかなどの話題に意識が集まる。そういった場面には「元不動産営業マン」や「元銀行マン」たちが講師は招かれているという点は興味深い。肩書きに「元」がついて、実務のウラ側を話せる立場になった人達だ。

このように大家の会では新旧様々なタイプの大家が集まり、日本の賃貸市場が抱える問題に真剣に取り組んでいる。増加し続ける空室率、エスカレートする不動産会社への広告料釣り上げ問題、費用対効果を追求しつつ差別化できるリフォームアイデアなど課題は尽きない。

不動産投資は決して購入がゴールではない。物件に自分色の大家らしさを吹き込み入居者が決まることでやっとスタート地点に立てる。一人で空室対策に悩み続ける前に大家の会に積極的に参加することは必須になってくるだろう。(片岡美穂、行政書士、元土地家屋調査士)

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