司法書士の仕事について紹介 裁判所に提出する書類の作成代理 – livedoor

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「司法書士の仕事はなくならない」なんて言われます。法的な手続きは面倒なことが多いので、その代行をお願いしたい人は少なくありません。司法書士は、なかなかなくなることがない仕事のひとつです。今回はこの司法書士とはどんな仕事か、なるにはどうすればいいかなどをご紹介します。

■司法書士の仕事とは?

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「書士」という言葉は、書類の作成を代行する仕事を意味します。同じ「書士」が付く「行政書士」と違うのは、取り扱う書類が「司法関連」のものだという点。

司法書士は、裁判所、法務局などに提出する書類の作成代理を行う仕事です。また本人に代わって提出も行います。さらに、法務大臣に認定された認定司法書士になると、簡易裁判所で民事事件で当事者の代理となることが可能です(ただし訴額140万円まで)。

たとえば、マンションを購入したときの物件の登記、また起業する際に新しくつくる会社の登記といった場面では、「司法書士さんにお任せしよう」となることが多いですね。知識のない素人が行うには面倒な法律上の手続きはやはり専門家の人に……というわけです。

■司法書士になるには? 司法書士試験に合格しよう!

司法書士は国家資格で、その認定は法務省が行います。『司法書士法』では、司法書士の資格を得ることができる者を以下のように定めています。

第四条 次の各号のいずれかに該当する者は、司法書士となる資格を有する。
一 司法書士試験に合格した者
二 裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官若しくは検察事務官としてその職務に従事した期間が通算して十年以上になる者又はこれと同等以上の法律に関する知識及び実務の経験を有する者であつて、法務大臣が前条第一項第一号から第五号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力を有すると認めたもの

⇒データ引用元:『司法書士法』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO197.html

第2項は、「裁判所事務官」「裁判所書記官」などの仕事を10年以上務めて、法律、その遂行における実務について十分な知識を持っている、いわば特別な場合です(それだけでは駄目で法務大臣に認定される必要があります)。ですから、普通は第1項の定めるとおり、「司法書士試験」を受験して合格しなければなりません。

司法書士試験の受験資格は特に設けられていません。特に法律関係の学部で勉強していなくても、また専門学校で教育を受けていなくても試験を受けることができます。

ですから、司法書士になるルートというのは人によってずいぶん違います。たとえば、弁護士事務所に事務員として雇用され、仕事をするうちに法律関係の仕事をしたくなり、一念発起して勉強。司法書士試験に合格して司法書士となった、なんて人もいます。また、企業に勤務しながら夜間の専門学校に通って勉強し、司法書士試験に合格するという人も少なくありません。

■司法書士試験内容は?

司法書士試験は年に1回。筆記試験と口述試験が行われます。筆記試験に合格しないと口述試験を受けることはできません。筆記試験に合格したけど口述試験で落ちた! という人は次回受験時に(申請することにより)筆記試験を免除されます。ちなみに直近に行われる2017年の予定は次のようになっています。

●2017年(平成29年)度の司法書士試験のスケジュール

【筆記試験】平成29年7月2日
試験内容
1.憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
2.不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
3.供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
4.その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

【口述試験】平成29年10月11日
試験内容
筆記試験での2、及び4について。

上記のとおり、出題範囲は非常に広く、しかも深い知識が求められますから司法書士試験は非常な難関です。2016年(平成28年)度の司法書士試験の結果では、1万6,725人が受験して、合格したのがわずかに660人。合格率は3.9%です。ちなみに合格者の男女比は「男性503人(76.2%)」「女性157人(23.8%)」となっています。

⇒データ出典:法務省「平成29年度司法書士試験受験案内書」
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/page000389.pdf

⇒データ出典:法務省「平成28年度司法書士試験の最終結果について」
http://www.moj.go.jp/content/001207508.pdf

司法書士とはどんな仕事か、なるにはどうすればいいのかについてご紹介しました。司法書士の活躍する場面は非常に多く、弁護士さんと一緒になって働くことも多い仕事です。ただ、資格を取って開業してもすぐ仕事が来るわけではありません。やはり地道な営業活動や、人脈が必要です。弁護士事務所、また司法書士事務所に勤務することから始めて、タイミングを見て独立する、というパターンも多いのです。司法書士を目指すのであれば、司法書士試験に合格した後の計画まできちんと考えておいたほうがいいでしょう。

(高橋モータース@dcp)





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