被後見人情報を誤送付 500件、指摘受け回収 リーガルサポート千葉支部 – 千葉日報

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 千葉県内の司法書士らでつくる「成年後見センター・リーガルサポート千葉県支部」(千葉市美浜区、佐々木康人支部長)が、被後見人の氏名や年齢などの個人情報500件以上が記載された書類を誤って会員に送付していたことが2日、同支部などへの取材で分かった。「業務実績周知のため」(同支部)だったが、指摘を受け「(送付に)ふさわしくないと思われる情報だった」(同)と判断、回収を始めた。被後見人らへの謝罪などの対応を検討しているという。同支部は「個人情報の管理に努めたい」とコメントした。なお、これまでに同支部に情報悪用などについての情報はないという。

 ホームページによると、リーガルサポートは司法書士らで構成された公益法人。判断能力が不十分な高齢者や障害者を法律面や生活面で支援する成年後見人の事務や相談業務などを行っている。全国の支部50組織で約7千人が活動。県支部には個人262人、2法人が所属している。

 同支部や関係者によると、誤送付したのは「平成28年度の後見人等推薦実績表」。A4用紙に被後見人の氏名と年齢、依頼人・仲介人、家裁番号、後見の主な内容などが記載されており、昨年4月1日から今年3月31日までの計13枚、528件に上るという。5月18日に総会資料として全会員に発送した。

 22日に元役員から指摘があり、同支部は同日付で酒井伸明県支部長=当時=名義で全会員に回収依頼の文書を発送。さらに、26日付で再度の回収願を郵便やファクスで送った。1日午後時点で大半に当たる250通を回収したという。現在、本部(東京都新宿区)や関係先に報告中で、その判断を受けて被後見人への謝罪など今後の対応を検討する方針。

 関係者は「後見人制度を使っていることを身内にも言いたくない人がいる。人間のセンシティブなことを扱っている。仲間内で漏れただけにとどまらない」と憤る。

 千葉日報社の取材に県支部の池亀慶太総務担当副支部長は2日、「後見人業務の推薦実績を把握してもらうためだった。事態を重く受け止めている。本部と協議して再発防止に努め、情報管理を徹底強化したい」としている。





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