松本 淳さん – タウンニュース

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誇り抱き歩む税務の道

 ○…「せっかく稼いだのに、こんなに取られるのか」。スチールの溶接、バーテンダーなど、アルバイトに一生懸命だった大学時代。給与明細に記された税金の額に不満を抱いた若き日に苦笑しつつ、「大人になる前に、税が『取られる』ではなく『納める』であることを理解してほしい」。小田原近隣2市8町の税理士が所属する支部のトップとして、小中高校での租税教育に一層力を入れる方針だ。

 ○…「組織の一員として働くのは性に合わない」と大学卒業後、専門学校に入り直して税理士をめざし、猛勉強の末に免許を取得した。あれから31年、頻繁に改正される税法について最新の知識を得ようと、昨年受講した研修は計62時間。確定申告期には午前3時からデスクに向かうなど、ベテランの域に達した今もなお努力の日々が続く。ベッド脇のメモ帳は、夜中に思いついた仕事のアイデア等を記すため。「朝起きると何か書いてあることがあって驚く。無意識にやっているみたい」。頭から仕事が離れる時間はないが、「働いている人は皆そんなものでしょ」と涼しい顔。

 ○…中学時代は野球部に所属。「うまいとか、そういうんじゃなくて……」。10年ほど前から選手兼任監督を務める支部のソフトボールチームでのポジションは、「ベンチに一番近いから」というファースト。自身については控えめな語り口だが、チームのユニフォームが新調される話題になると、「侍ジャパンと同じモデル。色の濃い方。もうすぐできあがるんですよ」と珍しく興奮気味に話す。

 ○…デスクワークと思われがちだが、実は顧客の懐深くまで入り込み、経営に関するアドバイザー的役割も果たす。デリケートな部分に立ち入るからこそ、その関係も自ずと深くなる。将来、進化した人工知能に奪われるとも囁かれる税理士の仕事。だが、「単純作業ではない。人間臭い部分もあるんです」と語る横顔に自信があふれる。

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