プロシップ システム営業本部部長 IFRS推進室室長 巽 俊介 – BCN Bizline

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2017/03/22 09:15

インタビュー

[週刊BCN 2017年03月13日付 Vol.1669 掲載]

  • 取材・文/本多和幸  写真/馬場磨貴

プロフィール

巽 俊介(たつみ しゅんすけ)

 2000年、高校卒業後に京都東急ホテルに入社し、1年間調理師として勤務。1年間の予備校生活を経て、02年4月に大阪経済大学経営学部に入学。3年生のときに、年間100万人あたり1人~10人程度の発症頻度とされるStevens-Johnson症候群を発症するが、これを克服した。06年にプロシップに入社。12年、14年と固定資産管理ソリューションの最優秀営業マンとして社内表彰を受ける。14年から、IFRS推進室室長となり、セミナーの講師としても積極的に活動している。

 世に坂本龍馬のファンは多いが、巽俊介の“龍馬好き”の度合いは、もはや信仰に近いかもしれない。「世に生を得るは事を成すにあり」を胸に刻み、人生を切り開いてきた。商業高校を卒業後、手に職をつけようと調理師として働くも、龍馬のこの言葉に触発され、キャリアを再構築するために大学を目指す。

 「社会人も経験しているし、ほかの人より時間はかけられない」と、日商簿記1級と米国公認会計士の資格取得を目指し、トリプルスクール生活を邁進する。ところが、そんな日々に突然の病が影を落とす。巽が発症したのは、Stevens-Johnson症候群。皮膚がただれ、朝起きたときに目も開けられない状態になった。年間100万人あたりで1人~10人程度の発症頻度とされ、症状がひどい場合は失明したり、死亡するケースもある難病だ。しかし、不幸中の幸い、自宅近くの大学病院に日本のStevens-Johnson症候群研究の第一人者がいたことから、早期に有効な治療を受けることができ、ほとんど後遺症もなく1か月ほどで回復した。それでも、このときに爪が剥がれ、完全には治らなかった部分がある。「いまでも、仕事で苦しいときは爪をみると頑張れる。いくら苦しくても、死ぬわけじゃない。病気をきっかけに、後悔のない一日を積み重ねていこうという決意は本当に強固なものになった」。

 一見、遠回りしたようにみえる経歴も、目標に向かって全力で猛進するスタイルを固める糧になったということだろう。「営業のセンスはない」と謙遜しながらも、誰にも負けないと自負する努力でトップ営業マンに上り詰めた。その後も、世の中に影響を与える、「事を成す」人間になるために、IFRSをいち早くキャッチアップし、単なる自社製品の営業の枠を超えた活動を続けており、労を惜しまないこの努力が顧客の信頼獲得につながっている。(敬称略)

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