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19日

11時48分

金正男氏殺害、“2人の実行犯”弁護士が捜査に疑問

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、実行犯として起訴された2人の被告の弁護士がJNNの取材に応じ、警察の捜査に疑問を唱えたうえで、それぞれの無罪を改めて主張しました。

 「フオン被告が殺害の役割を担ったということは甚だ疑問です。基本的に彼女はいたずらをしただけで無実です」(フオン被告の弁護士 サルバン・ダニエル氏)

 マレーシアで先月、金正男氏が殺害された事件で、正男氏の背後から顔に何らかの液体を塗りつけ実行犯として起訴されたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告。マレーシアの警察は、正男氏の遺体から猛毒のVXが検出されたと発表していますが、フオン被告の弁護士はこれに疑問を唱え、第三者による犯行の可能性も指摘しました。

 「何人もの専門家がメディアを通じて、VXは顔に塗りつけたぐらいでは効き目がないと言っています。裁判では出発ロビーの外の喫煙エリアの映像を公開するよう求めていく。それを見ることで、金正男氏がすでに喫煙所で襲われていたことを確認できるでしょう。死亡した原因は出発ロビーではなく喫煙所にあるのです」(フオン被告の弁護士 サルバン・ダニエル氏)

 一方、もう1人の実行犯とされるインドネシア国籍のシティ・アイシャ被告は、正男氏に塗った液体についてこう話しているといいます。

 「自動車整備工場の機械油のような臭いがしたと話しています。臭いだけで、色については言及していません」(アイシャ被告の弁護士 グイ・スン・セン氏)

 VXは無臭とされるうえアイシャ被告は素手で液体を扱っていることから、殺害方法について謎が深まっています。また、アイシャ被告は、事件前に「いたずら動画」を撮影した際、フオン被告とは別の女性が加わっていたと話しているということです。

 「彼女は3回、それぞれ別の場所で“いたずら”をしている。最初のとき、ベトナムの女性のやり方を見ておくように言われた。そのベトナム人はフオン被告とは別人です」(アイシャ被告の弁護士 グイ・スン・セン氏)

 事件を主導した容疑者らが、実行犯のほかの候補者にもリハーサルをさせていた可能性があります。主犯格とみられる容疑者らは、すでに北朝鮮に帰国していて捜査が難航しているこの事件。来月13日には2人の被告が出廷することになっていて、裁判を通じて事件の解明が進むか注目されます。(19日04:03)

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