高山工高卒業生が特許 在学中に出願 - 岐阜新聞 Web – 岐阜新聞

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写真:高山工高卒業生が特許 在学中に出願
2件の特許を取得した塩谷拓誠さん、椿原拓馬さん、塩屋文崇さん(左から)=高山市千島町、高山工業高校

 岐阜県高山市千島町、高山工業高校電子機械科を昨年3月に巣立った卒業生3人が、3年生の時に開発した古紙類を束ねる際にひもが緩まない「結束補助具」と、額が傾かない「吊(つ)り下げ具」の2件で今月、特許を取得した。普段の暮らしを便利にしたいとの思いから生まれ、「アイデアが企業の目に留まり、商品化されればうれしい」と話す。

 発明したのは、大学生椿原拓馬さん(19)=同市総和町=と会社員塩谷拓誠さん(19)=愛知県豊田市=、同塩屋文崇さん(19)=同県刈谷市=。同校生徒の特許取得は、14年3月卒業の先輩たちに続き2回目という。

 結束補助具は、古紙回収のボランティアなどで回りの人が不便そうにするのを見て発案した。2学年上の先輩たちが考案し、特許を取得した使い捨てタイプのものを参考に、何回でも使えるよう改良。A4〜A3サイズまでを束ねられるようにした。吊り下げ具はフックと板の隙間に額のひもを固定できるようにし、縦でも横でも掲示できるよう工夫した。

 一昨年4月に、3年時の課題研究の授業で取り組み始め、試作を重ねた。同9月、発明を競う「パテントコンテスト」(特許庁など主催)の高校生の部に応募。計198点の中から特許出願の支援対象の17件に入った。県内からは3件で、結束補助具は日本弁理士会会長賞を受賞した。

 3人は、弁理士の松井勝義さん=郡上市白鳥町=の指導のもと、昨年3月に特許を出願。「特許の範囲を狭めないよう、アイデアを文章にすることが難しかった」と振り返る。仕事やアルバイトでそれぞれものづくりに携っており「何事にも改善する点があると考える習慣が付いたことが一番の成果」と喜んだ。

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